「説明台本を基礎とした弁士の機能に関する総合的研究」研究発表会
研究会主旨
無声映画を研究しようとするならば、語り芸や伴奏音楽、ライブ・パフォーマンスといった受容空間の諸要素を、等閑視することはできない。しかしそこには、多様な研究領域を横断するがゆえの困難もまた存在する。今回の共催企画は、映画と音楽に関わる二つの研究発表を通じ、それぞれの専門的知見から、無声映画をめぐる共同研究の可能性について議論していきたい。
日時・場所
- 2011年2月5日(土)14時〜
- 神戸大学人文学研究科視聴覚室
- 視聴覚文化研究会共催・早稲田大学演劇映像学連携研究拠点 2010年度公募研究
研究発表者
- 大傍正規(早稲田大学演劇博物館グローバルCOE研究助手)
「無声映画と蓄音器の音、その継承と断絶について―フォノ・フィルム、キネトフォン、フィルム・ダール」 - 今田健太郎(大手前大学非常勤講師)
「活動写真をとりまく音:広告、舞台進行、上演」