視聴覚文化研究会

AUDITORY VISUAL CULTURE STUDIES

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2011年開催の視聴覚文化研究会

「説明台本を基礎とした弁士の機能に関する総合的研究」研究発表会

  • 日時:2011年2月5日(土)14時〜
  • 場所:神戸大学人文学研究科視聴覚室
  • 視聴覚文化研究会共催・早稲田大学演劇映像学連携研究拠点 2010年度公募研究
研究会主旨

無声映画を研究しようとするならば、語り芸や伴奏音楽、ライブ・パフォーマンスといった受容空間の諸要素を、等閑視することはできない。しかしそこには、多様な研究領域を横断するがゆえの困難もまた存在する。今回の共催企画は、映画と音楽に関わる二つの研究発表を通じ、それぞれの専門的知見から、無声映画をめぐる共同研究の可能性について議論していきたい。

研究発表者
  • 大傍正規(早稲田大学演劇博物館グローバルCOE研究助手)
    「無声映画と蓄音器の音、その継承と断絶について―フォノ・フィルム、キネトフォン、フィルム・ダール」
  • 今田健太郎(大手前大学非常勤講師)
    「活動写真をとりまく音:広告、舞台進行、上演」

第6回 神戸大学芸術学研究会

特集「脳/美学――脳科学のイメージ(論)」

  • 2011年11月19日(土)13時〜 (聴講無料・来聴自由)
  • 会場:神戸大学文学部・A棟一階学生ホール 【会場案内
  • 発表者
    • 井上研(名古屋大学大学院)
    • 岩城覚久(関西学院大学大学院)
    • 真下武久(成安造形大学メディアデザイン領域講師)
    • 唄邦弘(神戸大学大学院)
    • 門林岳史(関西大学文学部准教授)
  • 主催:大学院教育改革プログラム「映像と諸文化」研究会
  • 共催:神戸大学芸術学研究会、視聴覚文化研究会
主旨

「脳の10年」とも呼ばれた1990年代以降、脳科学は「心」のメカニズムに関して次々と新しい発見をもたらしている。その成果はいわゆる自然科学の領域を超えて、人文学の領域にも少なからず影響を与えてきた。それは美学・芸術学とて例外ではない。「神経系美学」と呼ばれる分野は、脳科学を積極的に応用しながら美学を鍛えなおす新たな可能性を提示している。  しかし、視覚イメージと脳機能の関係を明らかにしようとするこうした試みは、その方法自体が脳をイメージ化し、解読する様々なイメージ実践(脳地図やfMRIなど)に基づいているということをしばしば忘れているようにも思われる。本研究会では、脳とイメージを媒介するこの脳=イメージに光を当てながら、脳科学と美学の結節点を探りたいと思う。

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